新米勉強ノート

いろいろ吸収して大きくなるぞ

退院準備

父の退院日が5/14に決まり、在宅療養に切り替えることになった。

 

 

介護保険

5/8、区役所に駆け込んで介護保険申請をした。介護保険というのは40歳になると自動的に加入する保険で、毎月区に保険料を支払う。大きな病気をしたときや高齢になったときに被保険者に認定されると、区の介護サービスが利用できるようになる仕組みらしい。

窓口閉まるギリギリに行ったけど丁寧に迅速に対応してくださり、早速翌日区の調査員さん(介護レベル判定のため本人の様子を確かめる人)が病院に来てくれることになった。

 

福祉用具手配

 取り急ぎベッドのレンタル予約しなくてはと思い、区役所の方に紹介いただいた地域包括支援センターに電話してみると、彼らのサービス対象者だったらしく、色々聞き取りしてもらい、全部そのフローに則って進めてくれることになった。

ベッドレンタルなど介護保険サービスを利用するには、まずケアマネジャー(在宅介護をサポートする取りまとめ役)をつけて、その人が作成するケアプランに基づき必要なサービスを手配してもらうという流れらしい。在宅療養移行に向けては、区のケアマネ、病院のケアマネ、と我々家族の三点が連携取って進めていく形になるそう。

なのでまず包括センターの方と病院のケアマネとなる専門看護師さんとを繋いだら、それ以降彼らが本当に迅速に、父退院に向けて必要なあらゆる手続き(往診医、訪問看護師の手配、ベッド搬入、現在の担当医から往診医への引き継ぎなど)を進めてくれ、とても助かった。

こういう状況になって、国とか区のセーフティーネットの存在をすごく感じるようになった。今回も区役所に駆け込んで、そこで教えてもらった包括センターに電話をかけてみたら、以降色々積極的に動いてくれて、本当に助かった。頼るべきところに頼れれば、初めてのことで右も左も分からない状況でも、不足なく手厚くサポートしてもらえるようになっているんだ。

 

相続

うちはないと思っていたけど、多少の問題はどの家でも発生するんだな。

今まで家族内のお金まわりは全部父に任せきりで、何がどうなっているのか知ろうとすらしなかった。けどこういう状況になると、誰にも言わずにいたある人に対する不満とか、お金に対する執着とかが浮き出てきて、少し怖い思いをした。お金って怖いな。

けど相続は、ほしいほしくない、もらいたいもらいたくないとか、受け取る側の話ではないと思っている。旅立つ人が自分の大切な持ち物を誰かに委ねなくてはならないときに誰に渡したいか、授ける側の話だ。なのでこちらとしては、父が安心して旅立つために、本人の意向が通るようサポートするまでだ。

 

母の日

最近父のことばかりで全然ケアしてあげられていない母に、お料理とお花にお手紙を添えてプレゼントした。喜んでくれてよかった。

これからも家族仲良く、笑って一緒に歩んでいけると良いな。